the Orange OPC
ギターアンプにパソコンが付いたのか、パソコンにギターアンプが付いたのか。そんなのがOrange Amplificationから発売されてます。
このパソコンはレコーディングやビデオ編集、また音楽再生向けのソフトウェアを搭載してるようです。
スペック
OPCにはStudio/Professional/Ultimateの3シリーズがあり、各スペックは以下の通りです。
Studio | Professional | Ultimate | |
CPU | Core i5 4440 3.1GHz Max 3.3GHz 4コア、4スレッド |
Core i5 4570 3.2GHz Max 3.6GHz 4コア、4スレッド |
Core i7 4771 3.5GHz Max 3.9GHz 4コア、8スレッド |
メモリ | 4GB DDR3 1600MHz Dual Channel |
8GB DDR3 1600MHz Dual Channel |
16GB DDR3 1600GHz Dual Channel |
ストレージ | 500GB HDD 7200RPM | 1TB HDD 7200RPN | 2TB HDD 7200RPM または 250GB SSD |
サイズは55cm x 52cm x 28cm(幅x高さx奥行き)で重量は24kgです。サイズの割には重いですかね。あ、ギターアンプとして考えればそうでもないですね。
全モデルWindows8.1の64bit版を搭載し、標準インストールされるソフトは次の通りです。
- AmpliTube3
- PreSouns Studio One(Orangeエディション)
- Acoustica Mixcraft6
- Toontrack EZdrummer lite
- LickLibrary Guitar Lesson Center
搭載するオーディオ端子はとスピーカーは次のとおりです。
- 5.1 ラインアウト
- 1/4in TRS 出力 x 2
- 1/4in TRS 入力 x 2
- 1/4in TRS 楽器入力 x 2
- 6.5インチJBLスタジオモニタースピーカー x2
ターゲットは?
こういうPCはどのようなユーザーをターゲットにしているのでしょうか。ギター好きでパソコン好きで、変わった物が好きな自分にはちょっと気になる存在ですが、ギターアンプ持ってるし、パソコンもあるし、っていう人には見向きもされないような気がしますが、どうでしょう。また、紹介文の中に次のような文章がありました。
これはゲーマーも取り込もうとしているというのでしょうか。
結構ハイスペックなので幅広く。。。
最下位モデルのStudioでも結構なハイスペックで、これだけのものであれば一般的なウェブ閲覧、メールやSNS、動画再生などは朝飯前ですね。自分は最近、第四世代のCPUであるPentium Dual-Coreを購入しメモリを8GB搭載して使ってます。Core i5よりは2つくらい格下のCPUですが、地デジを録画した動画ファイルの編集をぎりぎりストレスのない程度にできているので、第四世代のCore i5を搭載しているOPC Studioではかなり快適に動画編集できるのではないかと推測できます。動画編集といってもエフェクトをかけたりすることはしてないので、そういった編集をどの程度快適にできるかは分かりません。。。
感想
値段にもよりますが、欲しいです。出力用の小さいモニターが付いたりしてたら練習スタジオに持ち運んで・・・という用途にはどうでしょうかね。ギターアンプとしての音が気に入ったら、プリアンプとして持って行ってもいいですね。最近のタブレットのアプリにはPCをリモートコントロールをできるものがあったりするので、それでコントロール出来れば便利ですね。
AmpliTube3がインストールされているので、結構楽しめそうな気もします。一度試してみたいですが、OPCの国内販売はなさそうです。